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Now at Work Tokyo 2019/10/16

得たこと

1.ServiceNowがどのような目的をもつアプリケーションかが明確になった
2.他社の雰囲気や発表を自社と比較し、視野を広げられた

1.ServiceNowがどのような目的をもつアプリケーションかが明確になった

ServiceNowの目的は、就労者1人1人に対して、デジタル化された使いやすいプラットフォームを提供することである。

社会的に見て、消費者に対するサービスのデジタル化は進んだ。
たとえばAmazon, Japan TaxiなどのサービスはUXに優れ、感覚的に操作できる。
消費者は便利だから、そのサービスにやみつきになる。

それと比較して、就労者に対するサービスのデジタル化は進んでいない。
たとえばAmazon, Japan Taxiなどのような簡単な操作で社内手続きはできない。
仕事に関わる手続きが煩雑なことに関しては、顧客ではないから仕方ない、と諦めているふしがある。

対就労者のサービスのデジタル化が進まない原因は、各部署が独自のITシステムをつくってきたことにある。
各部署は、部署の仕組みにとって最適なITシステムをつくるため、ユーザ(就労者)のUXは全く考慮していない。
そして、部署間で手続きが必要な場合のUXも考慮していない。
結果として就労者にとって不便なサービスが提供とされている現状である。

この状態には国も危機感を示しており、経済産業省が発行したDXレポートという報告書がある。(DXレポートサマリ external_link
報告書は各部署が独立したITシステムを持ち続けた場合には、2025年には国として最大12兆円/年の損失が発生することを指摘している。

対就労者のサービスをデジタル化した場合には、損失を防ぐだけでなく利益をあげることもできる。
たとえば以下のような効果が得られる

  • 就労者の生産性があがる  
  • やりがいのある仕事をできるようになるため、就労者の離職率が下がる
  • 人材不足を補える

対就労者のサービスをデジタル化するための一手段として、ServiceNowのプラットフォームアプリケーションがある。
就労者はAmazonを利用するような優れたUXで社内の事務手続きをすることができる。
たとえば今まで複数部署に、書類を出したり承認を取得したりする必要があった手続き(転勤手続きなど)を、ServiceNowが就労者の代わりに行う。
就労者はServiceNowのシンプルな画面操作のみ行えばよく、どの申請をどの部署に出すか、などの判断はServiceNowが自動で行う。

2.他社の雰囲気や発表を自社と比較し、視野を広げられた

PPTの質がひどかった…。